2004年度講義
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【講義のねらい】
ジェンダーの問題を考える際必要不可欠なフェミニズムの思想および運動について、その概要と形成過程を検討します。行政社会学部の受講者は、専門科目「ジェンダー論」の講義を受講していることを必須条件とします。その他の学部の学生は「ジェンダー学入門」または「総合科目・ジェンダー」の受講を前提とします。この科目は「行政社会学部女性学・ジェンダー研究プログラム」の登録科目です。
【講義の内容】
1 イントロダクション
2 フェミニズム思想と運動の歴史的展開
(1)近代以前〜メアリ・ウルストンクラフトまで
(2)フェミニズムの「第一の波」
(3)フェミニズムの「第二の波」――アメリカと日本のウーマンリブ運動
3 フェミニズムの主潮流
(1)マルクス主義フェミニズム
(2)リベラル・フェミニズム
(3)ポスト構造主義フェミニズムまたはポストモダン・フェミニズム
【使用テキスト・参考文献等】
井上ほか編、『岩波女性学事典』、岩波書店。
江原・金井編『ワードマップ フェミニズム』新曜社。
上野千鶴子、『家父長制と資本制』、岩波書店。
竹村和子編、『“ポスト”フェミニズム』、作品社。
(以上、主要なもののみ)【評価方法】
2回のレポートで評価します。レポートの作成にあたっては、自己の関心にあわせて参考文献を読破することが必須です。
【その他】
オフィス・アワーは特に設けません。質問等は毎回の質問時間およびメールで受け付けます。※以上、ユニバーサル・パスポート上のシラバスの記載に準じています。
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■全般
・別冊宝島編集部編、『わかりたいあなたのための フェミニズム・入門』、JICC出版、1990年。
・江原由美子・金井淑子、『ワードマップ フェミニズム』、新曜社、1997年。
・大越愛子、『フェミニズム入門』、ちくま新書、1996年。
・水田珠枝、『女性解放思想史』、ちくま学芸文庫、1994年。
・水田珠枝、『女性解放思想の歩み』、岩波新書、1973年。
・竹村和子、『フェミニズム』、岩波書店、2000年。
・井上・上野・江原・大沢・加納編、『岩波女性学事典』、岩波書店、2002年。
・リサ・タトル、『フェミニズム事典』(新版)、渡辺和子監訳、明石書店、1998年。
・マギー・ハム、『フェミニズム理論辞典』、木本喜美子・高橋準監訳、明石書店、1999年。
・ボーズル&ホーヴェラー編、『フェミニズム歴史事典』、水田珠枝・安川悦子監訳、明石書店、2000年。
■メアリ・ウルストンクラフト関連
・メアリ・ウルストンクラフト、『女性の権利の擁護』、白井堯子訳、未来社、1980年。
・メアリ・ウルストンクラフト、『女性の虐待あるいはマライア』、川津雅江訳、あぽろん社、1997年。
・ウィリアム・ゴドウィン、『メアリ・ウルストンクラーフトの思い出』、白井厚・白井堯子訳、未来社、1970年。
・安達みち代、『近代フェミニズムの誕生』、世界思想社、2002年。
・アイリーン・ヨー編、『フェミニズムの古典と現代』、現代思潮新社、2002年。
・岩瀬民可子、「『女性の権利の擁護』を読み直す」、江原由美子編、『フェミニズムとリベラリズム』、勁草書房、2001年、に所収。
■アメリカの「第一の波」
・有賀夏紀、『アメリカ・フェミニズムの社会史』、勁草書房、1988年。
・ドロレス・ハイデン、『家事大革命』、野口美智子・藤原典子ほか訳、勁草書房、1985年。
・柏木博、『家事の政治学』、青土社、1995年。
・今井光映編著、上里京子・塩野智子著、『アメリカ家政学前史』、光生館、1992年。
■アメリカの「第二の波」
・ジョー・フリーマン、『女性解放の政治学』、奥田暁子・鈴木みどり訳、未来社、1978年。
・シュラミス・ファイアストーン、『性の弁証法』、林弘子訳、評論社、1972年。
・ジュリエット・ミッチェル、『女性論』、佐野健治訳、合同出版、1973年。
・ケイト・ミレットほか、『ウーマン・リブ』、高野フミほか訳、早川書房、1971年。
・シュラミス・ファイアストーン編、『女から女たちへ』、ウルフの会訳、合同出版、1971年。
・ケイト・ミレット、『性の政治学』、藤枝澪子ほか訳、ドメス出版、1985年。
・ベティ・フリーダン、『新しい女性の創造』、三浦冨美子訳、大和書房、1970年。
・ナオミ・ウルフ、『性体験』、実川元子訳、文藝春秋、1998年。
■日本のリブ
・田中美津、『いのちの女たちへ』(新装版)、現代書館、2001年。
・女たちの現在を問う会編、『全共闘からリブへ』、インパクト出版会、1996年。
・溝口明代・佐伯洋子・三木草子編、『資料 日本ウーマン・リブ史』I〜III、京都、松香堂、1992〜1995年。
・栗原奈名子・監督、『Looking For Fumiko:女たちの自分探し』、1993年。(※映画)
・江原由美子、『女性解放という思想』、勁草書房、1985年。
・森岡正博、『生命学に何ができるか』、勁草書房、2001年。
・井上輝子・上野千鶴子・江原由美子編、『日本のフェミニズム(1) リブとフェミニズム』、岩波書店、1994年。
・高度成長を考える会編、『家族の生活の物語』、日本エディタースクール出版部、1985年。
・高橋準、「『自分を・語る・ことば』――〈個〉に根ざす運動の姿」、『一橋論叢』、112-2、1994年。
■マルクス主義フェミニズム
・リディア・サージェント編、『マルクス主義とフェミニズムの不幸な結婚』、田中かず子訳、勁草書房、1991年。
・クーン、ウォルプ編、『マルクス主義フェミニズムの挑戦』、上野千鶴子ほか訳、勁草書房、1982年。
・エリ・ザレツキー編、『資本主義、家族、個人生活』、グループ7221訳、亜紀書房、1980年。
・ナタリー・ソコロフ、『お金と愛情の間』、江原由美子ほか訳、勁草書房、1987年。
・ドゥーデン、ヴェールホフ、『家事労働と資本主義』、丸山真人訳、岩波現代選書、1986年。
・マリア・ミースほか、『世界システムと女性』、古田睦美・善本裕子訳、藤原書店、1995年。
・上野千鶴子、『家父長制と資本制』、岩波書店、1990年。
■ポスト構造主義フェミニズム
・スーザン・J・ヘックマン、『ジェンダーと知』、金井淑子ほか訳、大村書店、1995年。
・ジュリア・クリステヴァ、『ポリローグ』、西川直子ほか訳、白水社、1986年。
・ジュリア・クリステヴァ、『詩的言語の革命』第1部・第3部、原田邦夫・枝川昌雄訳、勁草書房、1991年・2000年。
・ジュリア・クリステヴァ、『女の時間』、棚沢直子ほか訳、勁草書房、1991年。
・ミシェル・フーコー、『言葉と物』、渡辺一民・佐々木明訳、新潮社、1974年。
・ミシェル・フーコー、『性の歴史I・知への意志』、渡辺守章訳、新潮社、1986年。
・ミシェル・フーコー、『性の歴史II・快楽の活用』、田村俶訳、新潮社、1986年。
・ジュディス・バトラー、『ジェンダー・トラブル』、竹村和子訳、青土社、1999年。
・加藤秀一、『性現象論』、勁草書房、1998年。
・高橋準、「ジェンダー・身体・セクシュアリティ」、矢澤・玉水編、『社会学のよろこび』、八千代出版、1999年、に所収。
・竹村和子編、『“ポスト”フェミニズム』、作品社、2003年。
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