2002年度講義

特殊講義(ジェンダー論)

(1996年度カリキュラム 生活文化論・後期)



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【講義のねらい】

 ジェンダーの問題を考える際必要不可欠な「フェミニズム」の思想および運動について、その概要と形成過程を検討します。2001年度または02年度の「ジェンダー論」の講義を受講していることを必須条件とします。

【講義概要】

1 女性解放思想の源流 〜近代以前からメアリ・ウルストンクラフトまで〜

2 フェミニズムの「第一の波」

3 フェミニズムの「第二の波」
(1)アメリカ
(2)日本のリブ

4 フェミニズムの主潮流
(1)マルクス主義フェミニズム
(2)ポスト構造主義フェミニズム
 ※リベラル・フェミニズムとラディカルフェミニズムについては3で言及済み。

5 フェミニズムの論点
(1)認識論とフェミニズム

【使用テキスト・参考文献等】

 井上ほか編、『岩波女性学事典』、岩波書店。
 江原・金井編『ワードマップ フェミニズム』新曜社。
 金井淑子、『ポストモダン・フェミニズム』、勁草書房。
 上野千鶴子、『家父長制と資本制』、岩波書店。
(以上、主要なもののみ)

【評価方法】

 2回のレポートで評価します。

【学生へのメッセージ】

 本講義は行政社会学部の「女性学・ジェンダー研究プログラム」への登録科目です。

※以上、講義要項の記載に準じています。



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 参考文献一覧 

■全般

・別冊宝島編集部編、『わかりたいあなたのための フェミニズム・入門』、JICC出版、1990年。
・江原由美子・金井淑子、『ワードマップ フェミニズム』、新曜社、1997年。
・大越愛子、『フェミニズム入門』、ちくま新書、1996年。
・水田珠枝、『女性解放思想史』、ちくま学芸文庫、1994年。
・水田珠枝、『女性解放思想の歩み』、岩波新書、1973年。
・竹村和子、『フェミニズム』、岩波書店、2000年。
・井上・上野・江原・大沢・加納編、『岩波女性学事典』、岩波書店、2002年。
・リサ・タトル、『フェミニズム事典』(新版)、渡辺和子監訳、明石書店、1998年。
・マギー・ハム、『フェミニズム理論辞典』、木本喜美子・高橋準監訳、明石書店、1999年。
・ボーズル&ホーヴェラー編、『フェミニズム歴史事典』、水田珠枝・安川悦子監訳、明石書店、2000年。

■メアリ・ウルストンクラフト関連

・メアリ・ウルストンクラフト、『女性の権利の擁護』、白井堯子訳、未来社、1980年。
・メアリ・ウルストンクラフト、『女性の虐待あるいはマライア』、川津雅江訳、あぽろん社、1997年。
・ウィリアム・ゴドウィン、『メアリ・ウルストンクラーフトの思い出』、白井厚・白井堯子訳、未来社、1970年。
・安達みち代、『近代フェミニズムの誕生』、世界思想社、2002年。
・アイリーン・ヨー編、『フェミニズムの古典と現代』、現代思潮新社、2002年。
・岩瀬民可子、「『女性の権利の擁護』を読み直す」、江原由美子編、『フェミニズムとリベラリズム』、勁草書房、2001年、に所収。

■アメリカの「第一の波」

・有賀夏紀、『アメリカ・フェミニズムの社会史』、勁草書房、1988年。
・ドロレス・ハイデン、『家事大革命』、野口美智子・藤原典子ほか訳、勁草書房、1985年。
・柏木博、『家事の政治学』、青土社、1995年。
・今井光映編著、上里京子・塩野智子著、『アメリカ家政学前史』、光生館、1992年。

■アメリカの「第二の波」

・ジョー・フリーマン、『女性解放の政治学』、奥田暁子・鈴木みどり訳、未来社、1978年。
・シュラミス・ファイアストーン、『性の弁証法』、林弘子訳、評論社、1972年。
・ジュリエット・ミッチェル、『女性論』、佐野健治訳、合同出版、1973年。
・ケイト・ミレットほか、『ウーマン・リブ』、高野フミほか訳、早川書房、1971年。
・シュラミス・ファイアストーン編、『女から女たちへ』、ウルフの会訳、合同出版、1971年。
・ケイト・ミレット、『性の政治学』、藤枝澪子ほか訳、ドメス出版、1985年。
・ベティ・フリーダン、『新しい女性の創造』、三浦冨美子訳、大和書房、1970年。
・ナオミ・ウルフ、『性体験』、実川元子訳、文藝春秋、1998年。

■日本のリブ

・田中美津、『いのちの女たちへ』(新装版)、現代書館、2001年。
・女たちの現在を問う会編、『全共闘からリブへ』、インパクト出版会、1996年。
・溝口明代・佐伯洋子・三木草子編、『資料 日本ウーマン・リブ史』I〜III、京都、松香堂、1992〜1995年。
・栗原奈名子・監督、『Looking For Fumiko:女たちの自分探し』、1993年。(※映画)
・江原由美子、『女性解放という思想』、勁草書房、1985年。
・森岡正博、『生命学に何ができるか』、勁草書房、2001年。
・井上輝子・上野千鶴子・江原由美子編、『日本のフェミニズム(1) リブとフェミニズム』、岩波書店、1994年。
・高度成長を考える会編、『家族の生活の物語』、日本エディタースクール出版部、1985年。
・高橋準、「『自分を・語る・ことば』――〈個〉に根ざす運動の姿」、『一橋論叢』、112-2、1994年。

■マルクス主義フェミニズム

・リディア・サージェント編、『マルクス主義とフェミニズムの不幸な結婚』、田中かず子訳、勁草書房、1991年。
・クーン、ウォルプ編、『マルクス主義フェミニズムの挑戦』、上野千鶴子ほか訳、勁草書房、1982年。
・エリ・ザレツキー編、『資本主義、家族、個人生活』、グループ7221訳、亜紀書房、1980年。
・ナタリー・ソコロフ、『お金と愛情の間』、江原由美子ほか訳、勁草書房、1987年。
・ドゥーデン、ヴェールホフ、『家事労働と資本主義』、丸山真人訳、岩波現代選書、1986年。
・マリア・ミースほか、『世界システムと女性』、古田睦美・善本裕子訳、藤原書店、1995年。
・上野千鶴子、『家父長制と資本制』、岩波書店、1990年。

■ポスト構造主義フェミニズム

・スーザン・J・ヘックマン、『ジェンダーと知』、金井淑子ほか訳、大村書店、1995年。
・ジュリア・クリステヴァ、『ポリローグ』、西川直子ほか訳、白水社、1986年。
・ジュリア・クリステヴァ、『詩的言語の革命』第1部・第3部、原田邦夫・枝川昌雄訳、勁草書房、1991年・2000年。
・ジュリア・クリステヴァ、『女の時間』、棚沢直子ほか訳、勁草書房、1991年。
・ミシェル・フーコー、『言葉と物』、渡辺一民・佐々木明訳、新潮社、1974年。
・ミシェル・フーコー、『性の歴史I・知への意志』、渡辺守章訳、新潮社、1986年。
・ミシェル・フーコー、『性の歴史II・快楽の活用』、田村俶訳、新潮社、1986年。
・ジュディス・バトラー、『ジェンダー・トラブル』、竹村和子訳、青土社、1999年。
・加藤秀一、『性現象論』、勁草書房、1998年。
・高橋準、「ジェンダー・身体・セクシュアリティ」、矢澤・玉水編、『社会学のよろこび』、八千代出版、1999年、に所収。

■フェミニズムと知識

・小川眞里子、『フェミニズムと科学/技術』、岩波書店、2001年。
・ロンダ・シービンガー、『ジェンダーは科学を変える!?』、小川・東川・外山訳、工作社、2002年。
・ロンダ・シービンガー、『女性を弄ぶ博物学』、小川眞里子・財部香枝訳、工作舎、1996年。
・シンシア・ラセット、『女性を捏造した男たち』、上野直子訳、工作舎、1994年。
・エヴリン・フォックス・ケラー、『生命とフェミニズム』、広井良典訳、勁草書房、1996年。
・マリアローザ・ダラ・コスタ編著、『医学の暴力にさらされる女たち――イタリアにおける子宮摘出』、勝田由美・金丸美南子訳、インパクト出版会、2002年。


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