
【講義のねらい】
欧米の映画とフェミニズムの関係の考察
【概要】
ハリウッド映画を中心に、各時代・各ジャンルの映画作品を文化論的視点およびフェミニズムの視点から「読む」ことで、そこに描かれている女性像および男性像に反映した欧米の文化的(特に父権的)イデオロギーを考察し、さらに、それに反抗・挑戦する手段としての映画の試みを見ていきます。
まずはアメリカにおけるフェミニズムの経緯、功績および問題点を踏まえ、映画批評との関係を概観した後で、具体的な作品を取り上げていきます。
1. アメリカにおけるフェミニズム映画批評
2. 映画の中の女性像
3. 映画の中の男性像
4. 映画を支える神話、枠組み、約束事
5. 応用編――サスペンス、ホラー、脚色もの
【使用テキスト・参考文献等】
アン・E・カプラン『フェミニスト映画―性幻想と映像表現』(田畑書店、1985)
モリー・ハスケル『崇拝からレイプへ―映画の女性史』(平凡社、1992)
タニア・モドゥレスキー『知りすぎた女たち―ヒッチコック映画とフェミニズム』(青土社、1992)
Sue Thornham, ed., Feminist Film Theory: A Reader, New York UP, 1999.
Jude Davies and Carol R. Smith, Gender, Ethnicity and Sexuality in Contemporary American Film, Keele UP, 1997.
講義内容に関連した映画作品
※その他の文献については、授業中に指示。
【評価】
授業内の発表・コメント+学期末レポート
【学生へのメッセージ】
基本は講義形式ですが、報告・発表も予定しています。皆さんの積極的な授業への参加を期待します。