
現代批評のプラクティス・3
【 書 名 】現代批評のプラクティス・3 フェミニズム
【 編 者 】富山太佳夫
【出 版 社】研究社出版
【発 行 年】1995年12月20日
【 価 格 】2800円
【 ISBN 】4-327-15213-7
【KeyWords】文芸批評、芸術、ポスト構造主義
【 内 容 】
ヴィジョンを求めて――序にかえて
フェミニズム批評の混沌 富山太佳夫
小間使い/娘の位置からの物語
――フロイト、フォークナー、ホークスのフェミニン・スペース――
有満麻美子
ブルームズベリー・グループなんか恐くない 高井 宏子
白のパトロジー 富島 美子
視覚表現におけるフェミニズムの諸実践 西山千恵子
哲学なき社会批判 ――フェミニズムとポストモダニズムの遭遇
N・フレイザー/L・ニコルソン(椎名美智訳)
(ビ)カミング・アウト ――レズビアンであることとその戦略
シェイン・フェラン(上野直子訳)
【コメント】
95年もおしつまって、こんな本が出るなんて!
‥‥ということで、あわててのレビューなんで、まだよく読み込んでいません。
でも、これは絶対「買い」の本です。読んでみる価値はあります。
特に、Signsに掲載されたフェランの "(Be)Coming Out" が日本語で読める
なんて、これは事件です。この論文と巻頭の富山太佳夫さんの解説を読むだけで、
元は取れます。
巻頭言から引用しておきます。「今私たちが迫られているのは、二〇世紀の初
めに形成されたものにすぎない英文学という神話を根本的に再検討するという作
業である。(‥‥)そもそもいかなる意味において文学は文学なのか。私たちは
いかなる土地の、いかなる人種の、いかなる階級の、いかなるジェンダーとセク
シュアリティの〈主体〉として文学の研究に関与してゆくのか。」
(1995/12/29)
This page written by TAKAHASHI, June (june.takahashi@nifty.ne.jp)