
女性状無意識
【 書 名 】女性状無意識 テクノガイネーシス ---- 女性SF論序説
【 著 者 】小谷真理
【出 版 社】勁草書房
【発 行 年】1994年
【 価 格 】2987円
【KeyWords】文学、サイバーパンク、セクシャリティ
【 内 容 】(目次)
Introduction : 女性SF論序説
I セクシュアリティ
Chapter 1. 母と娘:母娘の肖像
(タニス・リー『銀色の恋人』)
Chapter 2. 出産(リプロダクション):接続された出産
(ティプトリー Jr.「接続された女」)
Chapter 3. 女性性器:ヴァギナ状エイリアンの詩学
(コニー・ウィリス「わが愛しき娘たちよ」)
II 他者たち
Chapter 4. サルSF、あるいは霊長類的フェミニズム:アイちゃん・イン・
ザ・スカイ
(ターザン、バロウズの火星シリーズ、『猿の惑星』、ほか)
Chapter 5. 両性具有:父権制下の両性具有
(アーシュラ・ル・グィン『闇の左手』)
Chapter 6. ブラック・フェミニズム:ラップ・アポクリファ
(オクテイヴィア・バトラー『夜明け』ほか)
III 女性的なもの(ガイネーシス)
Chapter 7. エコ・フェミニズムSF:言語世界のゴーレム
(マージ・ピアシイ『彼と彼女とゴーレムと』)
Chapter 8. ベジタリアン・フェミニズムSF:バナナミートの懺悔
(スージー・マッキー・チャーナス「オッパイ女」、ほか)
Chapter 9. ガイネーシス:テクノガイネーシス
(『スタートレック』のパロディ小説、ストーム・コンスタンティ
ン『ヘルメテック』)
Epilogue
()内は、とりあげられているSF作品名。
【コメント】
読んでない作品が多く(邦訳がないものもある)、内容がうまくつかめないと
ころも多かったけれど、刺激的な評論であることは確かです。ただ、どの章も、
枚数不足(^^;) という感を禁じえません。第3章なども、刺激的な作品をとりあ
げてはいるけれど、作品解説で終わっているようなところもあります。「そこか
ら先が知りたいのよ」というところで終わっている‥‥とおっしゃったのは、さ
て、誰だったかな?(^^;)
(1994/04/30)
This page written by TAKAHASHI, June (june.takahashi@nifty.ne.jp)