
近代家族の成立と終焉
【 書 名 】近代家族の成立と終焉
【 著 者 】上野千鶴子
【出 版 社】岩波書店
【発 行 年】1994年
【 価 格 】2200円
【KeyWords】家族、歴史
【 内 容 】(目次)
I 近代家族のゆらぎ
一 ファミリィ・アイデンティティのゆくえ
二 女性の変貌と家族
II 近代と女性
一 日本型近代家族の成立
付論 「家父長制」の概念をめぐって
二 家族の近代
三 女性史と近代
III 家庭学の展開
一 「梅棹家庭学」の展開
二 技術革新と家事労働
IV 高度成長と家族
一 「母」の戦後史
二 「ポスト思秋期」の妻たち
V 性差別の逆説
一 夫婦別姓の罠
二 生きられた経験としての老後
三 「女縁」の可能性
四 性差別の逆説――異文化適応と性差
【コメント】
ここ数年に上野千鶴子さんが書いてきた論文を集めたものです。
前著『家父長制と資本制』よりも、こちらの方が、オリジナルの調査・研究な
ので読みごたえがあると思いました。特に、歴史関係の論考は、これまで上野さ
んって歴史に弱いのでは(失礼)と思っていたその思い込みを、みごとに吹き飛
ばすに十分なものでした。一次資料を駆使して書いた論文がいくつもあります。
おすすめの一冊です。
(1994/04/29)
This page written by TAKAHASHI, June (june.takahashi@nifty.ne.jp)